今回のCSコラムも、答え合わせからスタートしましょう。
上司から横浜の支社長を含めた10名にメールを送るよう指示を受け、メール送信後の報告として正しいものはどれでしょうか?
① 横浜支社の支社長など9名にメールを送りました。 → 9名に送った
② 横浜の支社長以下9名にメールを送りました。 → 9名に送った
③ 横浜の支社長ほか9名にメールを送りました。 → 10名に送った
④ 横浜の支社長はじめ9名にメールを送りました。 → 9名に送った
正解は③でした!いかがでしたでしょうか?
さて、メールのマナーについてです。
最近は各企業のセキュリティーの関係で、受信や送信メールは、上司や会社側のチェックが入るケースも少なくないですね。以前のように、友達言葉で書いたり、気軽に返信をすると、相手に迷惑がかかるケースもあるようです。
また、急いで打ち込むと誤植も起こりうることが多々。私もその傾向が強いのですが。。
以前の失敗では「カビ式会社○○○○ △△部長様」と出してしまい、お客さまからの返信に「カビないよう精進していきます(笑)」と書かれていました。
【メールの基本的マナー】
① 宛名はアドレスのままにしない
よくやり取りのあるお客様はとくに! 「社名 お名前+様」で登録する
② 件名でわかるようにする
件名は、後々、検索するときにわかるように件名で内容がわかるようにする。
「報告です」などの件名はNGです。「○○についての報告。2015.5.16 営業部 服部」
「○○についてのご案内 【MJBC服部でございます】」など
③ 重要度!は使わない方が賢明
相手によっては失礼に当たります。開封確認もシステムとして使っている企業もありますが、そうでなければ避けた方が無難でしょう。
④ 本文は簡潔がモットー
・「いつもお世話になっております」「先日はご面談いただきありがとうございます」程度の簡潔な挨拶のみで十分
・3行~5行でひとまとめの塊をつくるとよみやすい
・一行は25~30文字(一般論ですが)
・数字や日時等は箇条書きが読みやすい
・結びの挨拶も簡潔に 「○○の件、よろしくお願いします」など
・長い文章の場合は、始めに「長い文章となりますがご容赦ください」
終わりに入れるならば「長々と失礼いたしました」等を入れる
(実は・・・タイプによっては、メール文章の下の方=スクロールしないと読めない部分 を読み落とすケースもあるのです)
⑤ 返信や転送の件名はRe/Fwの前に自分の件名を入れる
⑥ やり取りが多くなっても「Re」は一つだけ
⑦ 転送の場合は、元メールのアドレスを残すか削除するかを考える
迷ったらコピペを選択
⑧ コピペの場合はコピペした旨がわかるようにする
「引用」「<・<<」マークを残す
⑨ 署名は自分の所属・連絡先が分かるようにする
⑩ CCとBCCの使い方を注意する
CCとBCCは入れ方で何かを意図しているのかな?と推測してしまいます。
念のためCCに上司を入れる場合もあります。
重いファイルを送る場合など、何でもかんでもCCで入ってくるほど迷惑なことはありません。
別メールで「送っておきました」報告で良くないか?と思うこと多々。
(ミャンマーにいる時などはネット環境が悪いため、重いファイルをCCで入れられると、他メールも受信できず、何を送ったんだ??と・・・)
⑪ 電話とメールは併用を心がける
重要な案件ほど、メールで送りっぱなしにしないことです。あるメーカーの部長の方が「1日200件メールが入ってくるから見逃すケースも多い」とおっしゃっていました。
その他、メールの相手先との関係によって(笑)や(泣)や(爆笑)や(神~)や絵文字が有効な場合もあります。もちろん失礼になることが基本ですが、絶対ダメというものではないと思います。
また、人それぞれのやり方やこだわりもあることと思います。
・同業界の代表の方にお花を贈ったところ、すぐ次の日に、お花を飾った会社の受付の写真を添付くださいました。御礼メールはよくありますが、送った側としてはうれしかったですよ。ひと手間が印象に残ります。
・営業のお礼メールも多く来ますが、面談中の話を引用してくれる営業マンはさすがだなと思います。
・静岡の企業様は、季節ごとに富士山の写真を添付くださいます。いつも楽しみにしています。
本日も永杉様へのメールで「ナが過ぎ酸」と・・・。初めての経験だよとおっしゃっていただきましたが、永杉さん!本当に失礼いたしました。
では恒例の問題です。
今回は気楽な「一般常識」クイズー!!
問1 どれが間違っているでしょうか?
1.氷菓子 = 金平糖のこと
2.練り菓子 = まんじゅうのこと
3.もち菓子 = 草餅、大福もちなどのこと
4.干菓子 = カステラ
5.水菓子 = 水ようかん
問2 読めるかな?
魚介類
烏賊 鰹 秋刀魚 河豚 鮪 鰤 鮑 鰆
野菜・果物
南瓜 檸檬 西瓜 胡瓜 葱
問3 違いを説明してみましょう♪
精進料理 →
普茶料理 →
本膳料理 →
懐石料理 →
会席料理 →
薬膳料理 →
次回は意外と知らない? 一般常識についてです。
【ミャンマービジネス体験のご案内】
ミャンマーで研修事業をスタートさせて約半年が過ぎました。その間、ミャンマーとの文化の違いや商習慣の違いに戸惑い、時には憤慨しつつも、何とか事業として続けてこられたのは、基本的なミャンマーの方々の人柄の優しさのおかげだと実感しています。その優しさが、ビジネスにおいて我々の理解できない行動となることも多く、文化の違いを感じている日々です。
さて、今回、ミャンマービジネス体験プログラムのご紹介をいたします。別名「修羅場体験」。
実際に日本人の方々からは「ミャンマーでの仕事は修羅場ですー・・・」という声が聞こえてきます。
生活習慣の違い、食習慣の問題、言葉の問題、海外ビジネスに慣れていない方々との仕事などさまざまな修羅場があります。
では、なぜミャンマーなのか?
①日本で報道されているミャンマーの発展状況と現地は全く異なるから
②よって修羅場体験がしやすいから
③文化、商習慣の違いを感じながら仕事をしていただきやすいから
④治安は安全だから etc
視察も一段落した昨今です。視察ではわからないことも多々あります。ぜひ、ミャンマービジネス体験で真のミャンマービジネスをご体験ください。
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