新入社員研修の知恵プラス 

知恵プラス

MJBC

第4回「修羅場体験②」

【ミャンマーでの一人暮らし】

ミャンマーへの派遣期間は6か月。前回の記事を読んで頂いた方にはお気づきかもしれませんが、私が粉ジュース工場でのインターンは4か月間でした。実は工場では最終的に誰も仕事も指示もくれない「放置」状態に置かれてしまい、ある日「あなた暇そうだし、日本人講師のレクチャーがあるから行く?」と言われ、ついて行った先が、MJBCでした。そしてこのことが今にも繋がる大転機であったのだと思います。

そして私の状況を理解していただいたMJBCの先生方のご厚意で、MJBCでのインターンが始まりました。と、同時に工場を出て、ヤンゴン市内での一人暮らしが始まりました。

住んでいたのは、ダゴンセンターというショッピングセンターの入るビルの12階。そして10人住んでも余裕がありそうな大きすぎる部屋。下の階に下りれば何でも揃う。またヤンゴンの渋谷のような大都会に立地。ヤンゴンのダゴンセンターは①②と二つあり、ヤンゴンの109(笑)でした。

そんないい場所に住ませていただいていたのですが、生活はとても原始的に。まず、家具が何もないので、工場からマットレスと蚊帳を持ってきて部屋の隅にぽつんと寝ていました。(写真参照)シャワーはノズルがあるのに出ず、もちろんお湯なんて出ず、蛇口からバケツに水を溜めて、掬って水浴びというミャンマー人行水スタイルでのお風呂。ちなみにお洗濯も同じバケツでした。食品は目を離すとアリさんたちの餌食に。そして蛇口をひねれば赤い水…まだまだエピソードは出てきますが、こんなミャンマー生活を送っていました。

この話を人にすると「私は絶対できない…」と言われるのですが、もう抵抗しても無駄だと分かった瞬間、人は順応できてしまうものだと思います。実際にそれを身を持って知れたことは、私の人生においての大きな自信になりました。



自作ベッド


何度も通った自宅近くのシュエダゴンパゴダ



<第5回へ>

<第3回「ミャンマーでの日常」へ戻る>


【ミャンマービジネス体験のご案内】
ミャンマーで研修事業をスタートさせて約半年が過ぎました。その間、ミャンマーとの文化の違いや商習慣の違いに戸惑い、時には憤慨しつつも、何とか事業として続けてこられたのは、基本的なミャンマーの方々の人柄の優しさのおかげだと実感しています。その優しさが、ビジネスにおいて我々の理解できない行動となることも多く、文化の違いを感じている日々でもありました。

ミャンマービジネス体験訓練

さて、今回、ミャンマービジネス体験プログラムのご紹介をいたします。別名「修羅場体験」。
実際に日本人の方々からは「ミャンマーでの仕事は修羅場ですー・・・」という声が聞こえてきます。
生活習慣の違い、食習慣の問題、言葉の問題、海外ビジネスに慣れていない方々との仕事などさまざまな修羅場があります。
では、なぜミャンマーなのか?

①日本で報道されているミャンマーの発展状況と現地は全く異なるから
②よって修羅場体験がしやすいから
③文化、商習慣の違いを感じながら仕事をしていただきやすいから
④治安は安全だから etc

視察も一段落した昨今です。視察ではわからないことも多々あります。ぜひ、ミャンマービジネス体験で真のミャンマービジネスをご体験ください。


 

お問合せ

ビジネス体験へのお問合はこちらから

お問合